浪花節シェイクスピア『富美男と夕莉子』感想
5月12日ソワレ回見てきましたわよ〜!な今更感想です。
紀伊國屋ホール初見だったのでワクワクしながら入場、席は上手側通路前だったのでどんなもんかなぁと思ってたんですけど割とちゃんと見えました。よかったよかった。
違うんすよ、初観劇がブリリアくんだったから距離感の基準がそこで固定されてしまってんすよ。
セットの感想としては赤!!!!あっかいな!!!!まっかっけ!!!!!!!!
レポ系の記事を一切見ずに行ったのでめちゃくちゃ赤にビックリした、大好き。
花札の襖あってなんか末満さんっぽいな…と感じながら舞台セット見てました。上手奥の下がってる布は通天閣かなぁって思いなが見てたけどようよう考えたらあの時代通天閣あんの?なくないか?しらんけど。
末満さんの舞台で好きなのはそこにある小道具を活かして演劇を進めることで、今回だと同じ小道具でも置く向きや形を少し変えるだけで全く違う小道具になる(ベッド→長椅子やベランダ裏の高台→机椅子)のはスゲェなぁ…って感動したしそれを淀みなく運ぶ演者さんもすごかった。あと今回はほぼ全員舞台上に出ずっぱでみんな裏方とかアンサンブルを演ったりするので末満ェ…って思いました。
以下本編感想。
開幕、とみゆりが手繋ぎながらルンルン始めたからオッキャスパレの時間かな?(単純)と思ったら急に死んで普通に3秒くらい思考が追いつかなかった。確かに公開されているあらすじでは死からスタートだったけどもうちょっとあると思ってたのに…早すぎるッピ……
2人の死の理由を関わった人間が散らばった日記と友人の証言を頼りに知っていくの、結末を知った上で全て見なくちゃいけなくてとても辛かった。彼らは日記を頼りにしか知ることは出来ないけど客席は「ロミオとジュリエット」を端末まで知ってるから毎シーン泣くかと思った。
あと、バラバラになってる関係で時系列は飛んでたまに同じもの読んじゃうのはおもろいし上手い演出だなぁと思った。最初に舞った紙を拾って日記のページ代わりにするのもいい演出だと思いました。誰も悪くない、不幸が変に噛み合って2人は死んでしまった。恋が殺した訳でもない。誰かが殺した訳でもない。でも2人は最後まで幸せだった。周りから見れば悲劇だけど2人にとっては違ったのが考えさせられる…パンフレットに書いてあった通りの感情を抱いてしまった私は完全に掌の上。
今回キャスパレは無くて各々がでけぇ名前の札持ってたんですけどあれ完全に平賀源内ですよねそうですよね。それとかボンボンの出し方サヤーテかな?富美男が追っかけるシーンはハブレンとか白浪に重なる部分があった。襖の移動を使って距離を演出するやつ何度見ても天才だなって思う。その他にもあの手この手で過去公演履修している身には刺さる演出ばかりで身悶えてました。
登場人物も個性派揃いでみ〜んな好き!関西のクセが強いんじゃ!さすが全員関西圏!特にゆりっぺの愛らしいお転婆加減が最高すぎてそりゃ富美男も一目惚れするわな…こんな子忘れられへんよ……
1公演しか見ていないのでどこがアドリブか掴めなかったんですけど色々やってましたよね?たぶんわたあめモグモグとかはアドリブだと思う。(後々上演台本読んでアドリブだと判明)
ラスト、1番最初の口上を言うシーンで家族がほんまにええんか⁉︎と聞く中の迷いのない2人の答え。指輪代わりの缶の蓋、そこに確かにあった愛。私もそんな恋愛がしてみてえなぁ!(大の字)
浪花坂で起こったたった5日の短い恋、身内しか知らなかった恋とほんの一握りしか知らなかった結末。未来に語られることはないけど確かにそこにあった幸せに思いを馳せながらオタクは今日も泣きます。
えっこれ映像化しないんです?嘘でしょ?
個人的に「お日さん見つけた」は「お月さん届いた」を彷彿とさせて(それ言うやつ死ぬからやめろ…あっ死んでたわ…)って1人漫才してました。かくれんぼもするしまた明日するしいけずやし多少はハブレン意識してますよね?ね?
『罪と夏』大好き芸人による歌詞ここ好き選手権
どうもこんにちは、現在8月半ば夏真っ盛りでございます。
さて、皆さんは8月といえば何を思い浮かべますか?
そう、罪と夏ですね。
私はこの曲がリリースされて以来8月の全てを罪と夏と関ジャニ∞に捧げながら生きています。
そんなわけで今回は、タイトルにもある通り罪と夏の歌詞のここが好き!という部分を独断と偏見で語っていきたいと思います。
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最初に言っておくと基本的にサビの歌詞が大好きなんでそれしか書いてないです、ごめんなさい。
まずは一番のサビについて
マジだぜ?
君は「思い出」じゃなくて「好き」になってよ (え?)
こ、告白躱されてる〜〜〜〜!!!!
()内の合いの手、一番は女性の声なんですけど、思いっきしえ?って言われてるの情けなくて最高にらしさ出てる感じしません???
多分ここって一夏の思い出じゃなくて本気で『好きになってよ』だと勝手に解釈してるんですけどそれにしても聞き返されてるの最っ高すぎる
何度も何度も心を吹き抜ける
キスマーク飛ばす南風
キスマーク飛ばしてるのってもしかして猛アピールしてる感じですか?いや必死でキスマーク飛ばして振り向いてもらおうとするの好き!!!大好き!!!!
ちなみに調べたところ南風は冬の北風より弱いらしいです
ということは相手に届かないかもじゃん!!!!押しが弱い!!!
今、君の八月の全てくれないか? (はーイ)
いやこれ歌詞原文ママなんですけどはーイって…
生返事にも程がないか?
せめて一夏の間だけでも…っていう告白ですら生返事で返される男たち、ドンマイです。
関ジャニ∞くんくらいのルックス持ってたら私なら絶対これからもどうぞ宜しくね状態なのになんでこの扱いなんだ…いや最高なんだけどさ…
波の隙間 おぼろな夢を見て
踏み越えた ハートの防波堤
陽炎 燃えろ 一夜限りの過ちでも
・・ほら夏だしさ?
そしてここですよ。
それいけ!!!僅かな望みにかけて行ったれ!!!!!って感じがしてすごく好き
『踏み越えた』ってことは結構良いとこまで響いてるってことじゃん?いけると思うじゃん?
ダメだぜ?
君は誰かにじゃなく 僕に笑ってよ (プリーズ!)
いけてねぇ!!!!ダメじゃねぇかおい!!!!!やっぱ振られてるじゃん!!!!
個人的に二サビの歌詞が一番好きなんですけど、この一人称が僕ってのがもう…本当に…ありがとう…
俺じゃなくて僕ってところに自信の無さとか意志の弱さとかが見えてるの初見の時ほんとに頭抱えた
一番の()内は女性って上に書いたんですけど二番はエイトの声になってて、プリーズ!ってことは全く振り向いてくれない人に懇願してますよね?
夏の魔物 手の平ひるがえり
入道雲 遠くの夕立
いやぁこれは敗戦濃厚ですね…
『手のひらひるがえり』と『夕立(=雨)』ってマイナスなイメージが続いてるんですよここ
しかも入道雲が見えてて遠くの方が夕立ってことは近いうちビーチにも雨が降るってことじゃないですか…
やっぱ完全に振られて終わってますね。
ヤダ! 君が八月 泡沫の夢なんて (ノ~~!)
駄々っ子〜〜!儚え〜〜!!!
赤く焼けた心が揺れている
マジ遠いぜ ハートの水平線
一番では防波堤でしたよね?
水平線ってもっと遠ざかってません??踏み越えたはずなのに遠ざかる心…うーん…
サマーガール 君が今選ぶなら
「そりゃ僕だぜ?」・・とか無理だしな
こ、ここ〜〜!!!!!
私の好きな部分がぎゅっと詰まってる歌詞その2です。
前述したように僕ってのが本当に最高なんですよ…俺だぜ?なら自信満々な感じなんですけど僕を使う事でやっぱ無理だよな…って諦めが滲み出てて好きが止まらないです
一歩引いてるヘタレ感って言うんですかね、堪らないです
運命サンセット・・これぞ一夏の恋! オ~~
運命がサンセットということは、やっぱり振り向いてもらえずじまいで恋が終わってるんですよね…加えて・・の部分がまた良い味出してるんですよね(深読みオタク)
その後にこれぞ一夏の恋!うん!よし!って頑張って心切り替えようとしてるところが可愛らしいです
マジだぜ?
君は「思い出」じゃなくて「好き」になってよ
返事すら返ってこなくなってるよ!切ない!!
ここ誰もいないビーチに向かって叫んでる気がしてウワァ〜切ねぇ!!ってなる…なりません?しかもそのあと
波の隙間 手を振る蜃気楼
踏み越えろ ハートの防波堤
サマーガール 君が一夜限りの幻でも
手を放すなよ?
蜃気楼、幻に歌詞が変わってるんですよ
もうそこにはいない君の幻想を見て思いを馳せてる主人公、マジ切ない…。
夏の俺らは ほら 罪なのさ
知ってる〜〜!!!!関ジャニ∞くんは年中罪な男たち!!!!!
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以上、個人的解釈をふんだんに盛り込んだ罪と夏歌詞ここ好き選手権でした。
歌詞の他にもメロの盛り上がりが良かったりPVがエモかったりするんで興味ある人は是非聴いてみてください。オナシャス!!